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20191223 次世代リーダー育成道場7期生からの報告!

東京都立立川高等学校(全日制課程)

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次世代リーダー育成道場7期生からの報告(11月)!

ぼくたち三人の留学生活は11月26日をもって無事終えることができました。僕達が書くレポートもこれが最後です。少しでも留学というものが身近に感じてもらえるように毎月書いてきたつもりです。みなさんの中にも僕達が伝えたかった何かが残ってくればいいなと思っています。もし少しでも留学に興味がある人や海外での生活をしてみたいと思っている人は是非声をかけてくれたら嬉しいです。

最後はこの留学を通した感想を一人一人書いていこうと思います。

郄木 現(72期生・帰国後73期生)

時の流れの速さを感じながらも中身の濃い10ヶ月間になりました。知らないことだらけなことを知り、無数の出会いを経験し、時間をかけて自分と向き合った毎日は人としての感性を広げ、日本人であることに誇りを持つことを教えてくれました。周りの人々の支え無しではこうして笑顔で帰ることは出来なかったでしょう。こうして日本にいると自分がどれほど貴重な生活を向こうで過ごしていたのかということを痛感します。

この経験を周りの人に共有していくことも一つの始まりだと思っているので積極的にシェアしていきたいです。明日の自分にこの経験を還元できるように努力を怠らずにこれからも精進していきます。


Adjusting to a society which is completely different to that I have grown up in gave me some significant realisations. Speaking English is just one of the trials I faced. Other than the language it took me long time to learn the customs such as manners, cuisine, slang and the multicultural perspectives of my friends and host parents; in Japan I didn’t have many opportunities to get to know these things so they are worth a lot to me. I encountered many things I had not experienced ever, like the ski trip, pool time at my friend’s house, ice skating, birthday parties and much more. Thanks to my friends who constantly gave me the chance to try new things. I seriously had fun and escaped boredom. The multiculturality of Australia and meeting people from countless backgrounds in turn, reaffirmed our cultural differences. I became evermore interested in the Japanese culture and proud of my identity as Japanese person. The biggest thing I’ve felt is the appreciation towards my friends, host family and my Japanese family. Without their support, my Aussie life definitely couldn’t have been a success. I cannot possibly thank them enough for all the kindness and support. I keep giving it a try to improve myself.

井出さくら(73期生・帰国後74期生)

こんにちは、井出さくらです。10か月間の留学を終え、現在は74期生として立川高校で過ごしています。この報告書を読んでくださっている方を含め、様々な形でこの留学を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。この10か月間の留学では、現地の高校生と同じ学校に通い、ホストファミリーと生活をしていました。私は、留学前に日本から出たことがなく、オーストラリアでの生活は、日本語や日本の教育、日本の生活が根幹にある私の常識を超えた新しい経験の連続でした。その結果、自分の中の“常識”の範囲が広がり、多様な考えを受け入れることができるようになったと感じます。また、大自然を身近に感じることができたり、多文化国家の教育や食文化を知ることができたりとオーストラリアならではの経験をすることができました。

留学中、英語力と自信のなさから自分の意見が思うように言えなかったり、言語の壁があるなかで、人間関係を築くことに苦労したりと、楽しいことの数以上に、乗り越えなければならない壁がたくさんありました。しかし、振り返ってみると、その経験や辛さを乗り越えたからこそ、得たものが多くあります。私にとって、この留学自体はゴールでは無く、次の目標に近づくためのステップです。これからもオーストラリア で得たこと、学んだことを日本での生活に活かし、応援してくれた人、貴重な機会を与えてくれた人たちに感謝をしながら、留学の成果を還元していきたいです。

糸井美稀(73期生・帰国後74期生)

皆さんに伝えたいことは前回までのレポートにほぼ書いてしまいましたが…。私がこの留学生活を通して感じたことは、たくさんの人の優しさです。私にとってこの10か月間は、人生で一番充実していたと言えるほど、日々たくさんの忘れられない経験をさせてもらいました。また、そんな生活の中で多くの壁にぶち当たり、そしてそれを乗り越えてきました。しかし、それは私一人で成し遂げられたものではありません。ホストファミリーをはじめとした多くの人が私のことを気にかけ、助けてくれたからです。もしも彼らがいなかったら、きっと私の留学生活は辛く苦しいものになっていただろうし、きっとさまざまな困難も乗り越えられなかったと思います。大変な留学生活を支えてくれた友達や先生、そして家族がいてくれたからこそ、この10か月間が私にとってかけがえのないものとなりました。私たちは、いつも誰かがやってくれていることに対する感謝を忘れがちです。それを当たり前だと思うのではなく、小さなことにも感謝を忘れないことがとても大切なのだと改めて感じました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立川高校と私達、生徒の活躍の応援よろしくお願いします。

最終更新時間:2019年12月23日 09時56分37秒

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