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20150511_SSHフィールド実習

東京都立立川高等学校(全日制課程)

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SSHフィールド実習「東京都立薬用植物園」

 5月11日(土)午前の授業が終わってから、13:00に玄関に集合して、東京都薬用植物園に出発しました。参加者は希望申込制で1〜3年生11名。

 東京都立薬用植物園は立川駅北口からバスで約15分、敷地に約1,600種類もの薬効植物を展示している植物園です。日本で唯一麻薬成分のあるケシも観賞できます。麻薬成分が含まれる品種は一般での栽培は禁止されており、私たちが目にする機会はありません。こちらでは研究や危険性の啓蒙のために観賞が許可されており、貴重なケシを見ることができます。ケシが見頃を迎えるのは、5月です。今年は5月2日〜18日まで、普段二重の柵の中で栽培している麻薬のケシを1つめの柵の中まで入って観察することができました。有害なはずのケシの花ですが、その色や形はとても繊細で華やかでした。もちろんこうした危険な植物は見て楽しむだけではなく、正確な知識も身につけることができました。立川高校からすぐ来ることができる魅力的な場所です。

  • <フィールド実習>
    • あへん法で規制されるケシの観察を行いました。実際に見てみると、ケシの背丈の大きさ、花の大きさ、さく果の大きさに驚きます。厳重に栽培されていることも感じることができ、観賞用のケシと麻薬を含んでいるケシの特徴の違いを、目で確かめることができました。ケシの観察後、数人ずつの班に別れ、薬用植物、毒性のある植物など多様な植物の観察にフィールド実習を行いました。
      • 1トウキ……当帰。根を乾燥させたものは鎮痛、鎮静、強壮などに効果があります。血の循環を活性化する作用を持つため冷え性に悩む方におすすめで、当帰芍薬散、四物湯など漢方薬に配合されている。
      • 2ジギタリス……別名をキツネノテブクロ(英名foxglove)。猛毒があり観賞用に栽培する際には取り扱いに注意が必要である。葉を原料としてジギトキシン、ジゴキシン、ラナトシドCなどの強心配糖体を抽出していたが、今日 では化学的に合成されている。
  • <生徒の感想より>
    • 普段あまり目にすることのない植物をたくさん見ることができた。植物のどの部分にどのような化学物質が含まれているのか。身体にどのように効くのか調べて勉強したい。西洋薬学と漢方の関係をもっと調べてみたくなった。季節を変えてまた来たいと思った。
    • とてもよい経験になった。普段見かける植物も薬効があるのだと驚かされたりした。また、普段は見られない植物を観察することができてよかった。毒のある植物、薬になる植物をさまざま知ることができた。
    • ケシは、観賞用と麻薬を含んでいるものがあり、外見による違いを学習することができた。アヘンなどの麻薬のイメージが強かったが花はとても綺麗だった。アーモンド、オリーブ、ハッカなど身近にあるものもよく観察することができた。

最終更新時間:2019年05月15日 12時12分12秒

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