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平成29年11月23日(木)、第6回東京都高等学校理科研究発表会が都立科学技術高校で開催され、天文気象部は昨年に続いて、気象と黒点研究の2件を発表し、以下の賞をいただきました。
(この会は第42回全国高等学校総合文化祭自然科学部門への選抜会となっています)
審査員特別賞
「近年の太陽黒観測の分析と緯度分布図の作成」2年町田徹太、1年小池悠太、吉田拓未
奨励賞
「気象観測装置の器差と台風データの比較について」2年山崎航輔、土佐海斗、石田光
午前中は部門ごとに審査員の前で、町田君と山崎君がプレゼン発表を行い、午後はポスター発表をし合って、他校と交流を深めました。
閉会式では、それぞれの研究に賞をいただき、表彰状を授与されました。昼食時には都立富士高校と都立科学技術高校の茶道部の生徒の皆さんから、お茶とお菓子をいただくサプライズがありました。
天文気象部の研究は6年前、約70年に渡る膨大な黒点観測のデータや、気象観測データをまとめて分析することから始まりました。、平成25年度に文科省の「科学部活動支援プログラム」に採択されてからは、研究を更に進化させ、天文学会や地球惑星連合学会での発表を重ねてきました(天文気象部のページもご覧ください)。
太陽黒点の研究では、昨年度、「太陽の差動回転」の研究でも審査員特別賞をいただきました。今年は「黒点の緯度分布」に関する新たな研究です。
気象分野は、東京大学のLive E!プロジェクトにより昨年新たに設置した自動気象観測装置と従来の装置との器差について、10月の台風データを元に考察した研究です。
発表直前には、かつて学会で発表した大学生の先輩方がきてアドバイスしてくれました。
今後に向けて更に発展させていきたいと思います。
最終更新時間:2017年11月29日 07時48分57秒
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