平成31年1月12日(土)に「立高時代塾」から名称変更された「立高未来塾」が開催されました。これは、立川高校のOBGの方を講師として、希望生徒が様々な事を学ぶという企画です。
通算第四回目を迎えた、平成最後の企画は以下の通りです。
- タイトル:火星で農作物は生産できるのか
- 講師:宇宙航空研究開発機構 桝田大輔先生
- 時間:13:10〜16:50 参加人数:58名
- 【講義】13:10〜14:00 講師自己紹介、光合成を行うのに必要な光の種類、宇宙ステーションにおいて実施している重力による植物への影響の研究方法、火星環境の基本的な情報、火星での発電に適している方法などについて講義をして戴きました。
- 【グループ毎の個別検討】14:40〜14:40 本日のテーマ「火星での農業を検討してみよう」についての簡単な説明を受けた後、植物学者チーム、技術者チーム、資金・予算計画チームに分かれて議論開始(写真1)。講師の先生からアドバイスを戴きながら議論をすすめていました(写真2)。
- 【チーム代表打ち合わせ、最終協議】14:40〜15:15グループ代表のみが集まり、情報共有を行いました。その後、代表者会議の内容をグループに持ち帰り、グループの目標を踏まえて最終協議を行い、この時間での結論をグループ毎でだしていきました。
- 【発表・講評】15:20〜16:10グループ毎でホワイトボードにまとめた内容を発表し、講師の先生から講評をしていだたきました(写真3,4)。
- 【総括・質疑】16:10〜16:50講師の先生からのお話と生徒からの質問。生徒からは以下のような質問がでました(一部)。
- Q 人気のある宇宙食は??
- A シュリンプ。インスタントヌードルのシュリンプは70度くらいで戻すと美味しい。
- 生徒からの感想(一部)
- これまで考えたこともない火星での生活について他の学年やクラスの人と検討し合い、自分では思い付かないような意見がたくさん出て、色々な刺激を受けました。難しい問題だったけれど、グループで1つの結論を出せたことに達成感を感じました。
- 様々な要素を考慮してかつ、協力してテラフォーミングシミュレーションをすることはとても難しく、よい経験になったと思います。
- 「宇宙」という幅広い内容なだけあって、とても難しい内容だった。補助の先生方からのアドバイスがあり、何もできないという事がなく、主体的な取り組みが出来た。今回のような授業は必ず受験にも役立つし、将来設計をするのにも役立った。講義を受けて、宇宙に興味を持てたから、将来に宇宙関連の仕事に就くのもいいと思った。
ご協力いただきました、紫芳会(立川高校の同窓会)の皆様、大変ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。
最終更新時間:2019年01月15日 07時27分42秒
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