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20201211_先輩企画を実施しました!

東京都立立川高等学校(全日制課程)

〒190-0022 東京都立川市錦2丁目13番地5  TEL 042(524)8195  FAX 042(527)9906

先輩企画を実施しました!

 令和2年12月11日(金)5・6時間目に、「先輩企画」を開催しました。

 この行事は、『様々な業種・職種で活躍中の本校卒業生を講師に迎え、学生時代の過ごし方、進路決定の経緯、就職活動での体験談、実社会における仕事の様子など、色々な話をしていただく』というものです。

 「地道な努力の積み重ね」「「現在」を生かすとは」「特許について」「今できることを精一杯やること」「研究者とは、そして薬を創るとは」「人生の転機とチャンスを大切にすること」「自己プロデュースについて」「「留学」と「個人事業主」」など、先輩方の高校時代のお話や現在のお仕事、さらに生徒自身がこれからの人生を歩んでいくために何を考え、何を大切にしていくべきかなどについて、それぞれの思いを熱く語っていただきました。多様な視点からの話を聞いて、生徒たちも見識を広める良い機会となりました。

 生徒の感想

奇跡は起きない〜頼りは積み重ねた経験のみ〜

  • 山口 誠 先輩
    • 様々な部署を転々としつつも、謙虚に努力しつづける山口さんを見習いたいと思いました。やりたいことでなくても気を抜かず、常に向上心を持って働くからこそ、「幸せ」(=「成功」)と思えるのだと感じました。自分ももう少し愚直に、細かな目標を立てて、勉強や部活動、委員会に取り組みたいと思います。貴重なスピーチをこれからの進路選択の参考にしたいです。
    • 「営業」という難しい仕事をこなしてきた山口さんはとても努力家な方だと思いました。地道にこつこつと積み重ねていくと、少しずつ実力が伴って出世できるならやっぱり努力は裏切らないなと思いました。銀行はお金を移動させる場所であり、複雑で理解するのが難しかったです。営業の仕事は、ただおしゃべりが好きだったりリーダーシップがあったりだけではうまくいかなかいのだなと思いました。それでも自分が与えられた場所で精一杯頑張ることが大切だと知りました。

「現在」を生かす力

  • 佐藤 春恵 先輩
    • 佐藤さんは高校時代、勉強を頑張ったとおっしゃっていたので、私もそれくらい堂々と言えるまで勉強を頑張ろうと思いました。あと、目の前の勉強に好奇心を持つことが大切だとおっしゃっていたので、できる限り真摯に取り組もうと思いました。社会人になって、教育家計のお仕事をされて、ご自身の経験を生かして、今の職場で働いていることを知り、経験を生かすってこういうことなんだなと分かりました。貴重なお話、ありがとうございました。
    • 仕事では「+αが歓迎される」というのがとても印象に残りました。確かに自分ができることを積極的にやるというのは時間や体力的にもなかなか難しいと思うけれど、与えられたことだけでなく、主体的に仕事に取り組むことが大切だと思いました。また、質疑応答を長く取っていただいて、聞いてみたいことが聞けたので、それを私の生活に活かしていきたいと思います。今日はありがとうございました。

カガクは楽しい!工学は役に立つ!争わないのがイイ特許!

  • 佐々木 麻弥 先輩
    • 佐々木さんの話はパワフルで面白かったです。佐々木さんは直感が大事と言っていましたが、私は考え過ぎてよく分からなくなってしまうことが多いので、たまには自分の直感を信じてみようと思いました。私は理系の道に進もうと考えているので、佐々木さんのような方にはすごく憧れました。「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉を意識しながら、頑張ってみようと思いました。本日はお話していただきありがとうございました。
    • 私は臆病な性格なので「直感」で何かをすることは難しいかもしれませんが、考えすぎなくて良いんだな、と思い心が軽くなりました。お話を聴いていて、佐々木先輩は、とても前向きだなと思って尊敬しました。職場で良い環境とは言い難いところにおかれていても仕事が好き、と言えるなんてすてきだなと思いました。自分もそんな仕事に出会えたらいいな、と思いながら勉強がんばります。有難うございました。

Connecting The Dots 点は必ず線になる

  • 伊丹 沙友里 先輩
    • 思い通りにいかない経験をしても、めげず、おじけずに新しい分野に挑戦していくとその後に活用できるようになることも多々あるし、そうでなくてもまぁいっかって前向きに進む大切さを感じました。ジョブス氏同様、「点は線になる」と感じている人は多いんだなと感じ、自分の今までを振り返って、点と点のつながりを観察して今後につなげていきたいと思いました。今、進路選択で「これを選んだら将来の選択を狭める」って思っているけど、そうじゃなくて、「途中で変わってもいいじゃん」「とりあえずやってみよう」って進むことを恐れないことの大切さも感じました。
    • 弁護士になるためには法学部、医者になるためには医学部…と将来の職ばかり意識して大学や学部などを見ていたのですが、人生何が起こるかわからず、チャレンジ精神をもつということを聞き、新たな視点で進路について考えることができました。無理に将来を見据えて行動するのではなく、視野を広げて、真に自分のしたいことを見つけ、それを満たせる様々なものに挑戦したいと思いました。

研究者となるまで、そして創薬研究

  • 鈴木 正則 先輩
    • 社会や就職において、どこの大学に進んで勉強したかということよりも、誰のもとでどんな研究をしたか、何をしたかということが大切であることを聞いて、自分の考え方が改められた。進路選択は、自分が将来したいことを必ず選び、名前で決めないことをしっかり考えられた。また、「薬」は人が作り出した、完全人工物的なイメージがあったが、天然物から開発された薬も多く、数千年前に生きた人も病気を治すはたらきのもつ食べ物を探し出して、対処していたことに驚いた。
    • 普段何げなく身近なものに感じる薬について、詳しい物質や体内環境と結びつけながらお話をしてくださり、とてもおもしろかったです。今までは化学に苦手意識をもっていましたが、もっと知りたいと興味をもつようになれました。まだ私はどの学部・分野に進みどのようなことをやりたいか明確に決まっていませんが、今回話してくださったことも視野に入れながら、大学ですることや資格のことを前提にしながら考えようと思いました。ありがとうござました。

3つの転機とわたしの大切にしている考えかた

  • 吉田 有里 先輩
    • 3つの転機があって、その1つ1つがすごい大きいことではないけれど、自分を変えるきっかけになるんだなと思いました。特に、上司からの言葉がとてもグッときました。今思うと、今まで多くのチャンスをむだにしてきたと思い、これからは少しでも多くのチャンスを生かしていきたいなと思いました。自分がやりたいことでなくても、挑戦してみようと思いました。今回お話をきいて、とてもためになったし、自分の中で将来のことも少しは意識できました。貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!!
    • 吉田さんのお話を聞き、すてきな考え方だなと感じました。私はまだ自分の心の転機となるような出来事や人と出会ったりしていませんが、人生を歩む上で自分の心が動くような経験をしてみたいと思いました。そのためにも、吉田さんがおっしゃっていたチャンスを大切にすることを意識していきたいなと思います。そして自分の“目的”がいつか明確になればいいなと思いました。今回は貴重お話をありがとうございました。

司法書士・弁護士・税理士などの未来の切り拓き方

  • 鈴木 敏起 先輩
    • 自分を少しずつ向上させていく上で有意義でした。自分の価値を他人と比較して決めていくのではなく、社会において必要とされていることを自分らしくこつこつと進めていく姿勢を学びました。これらは社会に出る以前、学生である現在も通用するはずなので、失敗できる高校1年という今から自分なりの方法を見出していきたいです。
    • 自分が何者かと問うことがすごく大切なことだと感じました。すごく難関な道を通っているように感じましたが、それでも成功する理由、失敗した理由を把握できるというのは本当にすごいことだと思いました。また、音楽の道から司法の道に転換するのはすごい勇気のいることだと思いますが、どんな気持ちだったのか知りたいです。大学受験や、将来に向けて今からできることがたくさんあると学べたので、実践していきたいです。貴重なお話ありがとうございました。

新しい刺激をからだに入れる!

  • 近江 顕一 先輩
    • 自分で自分の世界を広げるという明確な意識と決意を持って留学をされた話を聞いて、物事を始めるのに時期は関係ないのだなと感じました。留学では英語がネックになると思っていたのですが、それ以上に現地での学びたいという意識、経験を楽しむ考えが重要だと気づきました。自分の世界を変えていくという意識を持ち続けたいと思いました。
    • 自分の中にある「留学」と「個人事業主」の概念ががらっと変わりました。個人事業をするというのは、つらくて苦しいものだと思っていましたが、今回の近江さんの話を聞いて、会社に就職することも大事だが、個人事業も苦しいことはあまりなく、むしろ楽しい経験ができるのだと思いました。自分の進路の視野が広がった気がします。ありがとうございました。

なお、この授業は本校同窓会である紫芳会のご協力により実現しました。本企画にご協力いただき、ありがとうございました。

最終更新時間:2020年12月13日 14時02分15秒

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