- 講演者
- 東北医科薬科大学 医学部 解剖学教室 教授 上条桂樹先生
- 日時
- 参加者
- 利用ツール
- 概要
- 東北医科薬科大学のご紹介、医学部とはどのようなところなのかなどについてまずご紹介いただいた。次に顕微鏡の歴史や顕微鏡による解像度の違いについて説明していただいた。透明な動物細胞の内部構造も屈折率の違いをコントラストにすることで顕微鏡をつかって観察できることや、ミトコンドリア、細胞骨格(アクチンフィラメント、中間系フィラメント、微小管)などの細胞小器官も、抗体や蛍光色素、毒素等を利用することで、観察することができること、そして、顕微鏡で見るとミトコンドリアは動いているように見えるがそれ自体が動いているわけではなく、微小管が動くことにより動いているように見えることなど大変興味深い話をいただいた。
- 講義の途中に、ラボ見学ツアーも入れていただき、研究の世界を感じることのできる企画であった。上条先生ありがとうございました。
当日の講義及びズームラボツアー様子:
(講義の様子1)
(ズームラボツアーの様子)
(講義の様子2)
- 参加生徒の感想:(一部)
- 生物への関心がさらに高まったためになった講義だった。ミトコンドリアなどの細胞を写真では見たことがあるが動画で見るのは初めてだったのでとても面白かった。特にミトコンドリアが活発に動いて切れたり繋がったりしているのを見て、動くということはわかるがなぜ切れたり繋がったりするのだろうと、疑問に思った。
- 細胞骨格や細胞分裂の仕組みがよく分かって、興味が湧いた。また、ラボツアーは研究室の様子が分かって印象的だった。
- これまであまり興味の湧かなかった細胞についてもっと学んでみたいと思った。まず大学というものについて認識を深められたことが大きかったです。
- 参加してよかったです。
- Zoomを通しての講義ではありましたが、たくさんの「本物」に触れられる体験をありがとうございました。生物基礎の授業で習ったことより発展した細胞のことについて知れたことで、細胞についての興味が深まった。
- 高校受験の細胞分裂の様子の並び替え問題として、見慣れた写真であるはずのものが動画になるとこんなにもワクワクするとは思っていませんでした。
最終更新時間:2021年02月03日 09時49分16秒
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