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20210217_進路講演会を実施しました

東京都立立川高等学校(全日制課程)

〒190-0022 東京都立川市錦2丁目13番地5  TEL 042(524)8195  FAX 042(527)9906

進路講演会を実施しました!

  • 2月17日(水)、一年生を対象とした進路講演会を実施しました。今回の講師は、多くの著作があり、またテレビ・新聞など幅広いメディアでご活躍されている哲学者の黒崎政男先生でした。新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの開催となりましたが、哲学について身近な観点を切り口に興味深い内容の講義をしていただき、生徒たちも新たな知見を得ていました。
  • 【生徒の感想より(抜粋)】
    • 今回黒崎先生の話を聞いて驚いたのは視点の広さです。私は、最初に黒崎先生が「気が緑に見えるのは木が緑だからということは本当か?」という質問に対して、私は迷い無く「はい」と手を挙げました。なぜなら、その時私は緑に見えるものが緑ではないはずが無いと考えていたからです。しかし、実際に木が緑色に見えるのは、人間だけで犬や宇宙人からは灰色に見えているかもしれないという話を聞いて、自分には広く物事を俯瞰する視点が欠けているということに気づかされました。次に、私は先生の高校生の頃の話が印象に残りました。というのも、私はこの話を聞いてとてもあせりました。でも、それと同時にこれから自分がどのようなことをやりたいと思うかについて興味を持ちました。私は、今回の話では視点を広く持つことと、興味を持ったことを突き通すことの大切さを学びました。このことを、今後の進路選択やキャリアに活かしてゆきたいです。
    • 「哲学」というと堅いイメージがありましたが、先生のお話は木や高校、人工知能など比較的身近な話題だったので面白かったです。また、先生のユーモアのあるお話のおかげもあり、わかりやすかったです。やはり印象に残ったのは、先生の高校時代のお話です。先生は高校時代に哲学に出会ったとのことでした。私は高校で、国際関係と地学に興味を持ちました。文系・理系が正反対の学問で、この先の進路に不安を抱えていましたが、今の関心の幅を大切にした方が良いというお話を聞いて、少し不安が和らぎました。また、お話の冒頭で「木が緑の理由」や、「1+1=2はどこにあるのか」と言った話をされると聞いたとき、それは理科や数学なのではないか、と疑問に思いました。しかし、哲学の視点から先生がお話しされていて、確かにそれは理数ではないな、と感じました。物事を様々な角度から考えることの大切さを改めて学びました。

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最終更新時間:2021年02月18日 13時30分33秒